白肌の雑記帳

雑に記録していきたい

2020年11月

 プロ野球、終わりましたね…申し訳ないことですが、今年はほとんど見ませんでした。
 俺の興味の優先順位がマツダ>>>>ゲーム>カープ>アニメになってしまったこともあり、他の何をするよりもロードスターの情報を漁ったり運転したりする方が何倍も楽しかったです。申し訳ない。
 来年はもうちょっと見たいところですが、どうなることかね。コロナ騒ぎでなんとなく盛り上がりきらなかった面も無きにしもあらず。


 あと追加の連絡ですが、Xbox Series Xを買いました。実を言うとあまり動かしてないですが、そのうちXbox Game Passには加入する予定なので、しばらくしたらメイン機になる見込みです。
 PS5ではなくXSXを買った理由は単純に、「PSはPS4 Proで十分だから」「初期型Oneがクソだから」ということに尽きます。
 そもそも俺はXbox Oneを日本で発売するより前にキネクト付きでアメリカから定価の5割増しで輸入したくらいOneに期待していましたが、その期待が見事に裏切られたのもまたOneというハードでした。Forza Horizonという最高のシリーズをリリースし続けていながら、ハードスペックと日本向けのローカライズが追いつかず、更にキネクトを排除するという未だ許しがたい決断を下されてようやく延命できただけのXbox Oneというハードが、俺は未だに好きになれないです。
 でも、だからこそXSXは転機です。なんといってもOne/360/初代との互換性が維持されていることが素晴らしいです。特に、360の体験は未だに代えがたいものだったと思っており、そのときのゲームが(一部非対応とはいえ)最新世代機で遊べるというのが素晴らしいです。しかも画質向上やフレームレート向上の恩恵も一部のゲームには付いてきます。もちろんこれは、Xbox One Xの時点で十分達成していたことなのですが、このタイミングである程度Xboxの立ち位置が安定したということが購入の最大の動機です。機は今を置いて他に無いという判断です。
 まあなんつうか、レトロゲーム互換機の延長線上みたいなところに位置しているようなハードだとは思います。でもそこが良いんだよね。PS5と比べたら新規タイトルが発売される見込みはあまり無いですが、あんま最新作を追い続けるほどの情熱はもはや俺には無いので、俺のこれからのゲームとの付き合い方ととてもマッチしたハードだとは思います。Game Passのあり方もまた、そういう意識の低さとマッチしそうなのよね。

ルーンファクトリー4スペシャル(Switch)

 期間限定トライアルをきっかけとして、1年ぶりに再開&ルーンプラーナクリア。
 元々パッケージ版を所有してるんですけど、なんかもう半額セールに乗じて勢いでDL版も買っちゃったよ。本当に素晴らしいゲーム。
 2周目なので語ることはそんなには無いですが、最初から最後まで難易度ハードで遊びきったゲームというのはだいぶ久しぶりなので、クリアしたときは素直に嬉しかったよ。
 5までにもう1作くらいルーンファクトリー遊びたいとこですね。
 4スペシャルのおまけシナリオは、なんというか、面白いんだけどやっぱり普通にオマケだなという感じなので、過度の期待は禁物な感じでした。

天穂のサクナヒメ(PS4)

 話題の稲作ゲー。
 ルーンファクトリーの勢いから「やっぱり農業、良いよね…」となったのでそのままこのゲームにシフトした次第です。ルーンファクトリーと同じくこちらもマーベラス販売。まんまとマーベラスの策略にはめられてます。
 現在のプレイ時間は20時間くらいで、もうそろそろ終盤って感じです。いやー、めちゃめちゃ面白いすね。
 アクションパートは正直言うとそこまでじゃない、むしろ悪いところが結構目立つんですけど、それを補って余りあるくらいには気持ちいいエフェクトでうまいことごまかされてしまってる感じです。これは褒めています。
 そもそも俺はこのゲームみたく、淡々とコンボを決めることを至上の喜びとした一人用アクションゲームというのがあまり好きでなく、基本的には相性が悪いんです。にも関わらず楽しめているのは、先述の通りエフェクトの心地よさに尽きます。とにかく羽衣アクションで敵を掴んでブンブン振り回してぶつけまくるのが楽しくて、その派手さを見るためだけにアクションパートを遊び続けられるといっても過言ではありません。多少難のある操作性もちょっとしたスパイスにすら感じられます。美しく動かすための適度な障害とも言えます。操作レスポンスの悪さとエフェクトレスポンスの良さが調和しているというか、なんつうか独特のプレイフィールです。
 そして何より、稲作。これが楽しすぎます。アクションパートなんて当然凌駕するレベルの楽しさです。
 ゲーム、というかゲーム内生活の中心に常に米があり、それを支えるために行動する姿がデザインとしてものすごく美しいです。ビューティフルオブザイヤーです。
 稲作パートでは植える時期や間隔、水の量や肥料の質など、とにかくパラメータの数が多く、また1年という周期が適度な短さで成立している(だいたい1〜2時間遊ぶと1年が経過する)こともあって、テンポよく繰り返されるトライアンドエラーのサイクルに中毒性を感じます。
 何より、稲作や探索の過程で垣間見える独特の日本らしい風景や文化・風習、あるいは食事などが日本人目線でとても懐かしく、愛おしく、美しく感じられ、ああ、この感覚はまさしく、郷愁だなと、そう気付いたときにはこのゲームの虜でした。
 ルーンファクトリーとはまた違った形でありながら、本当に良いゲームなので、興味あれば手を出してみることをオススメします。かなりよく出来てます。
 ストーリーやキャラクターも米を中心に成立しており、とても魅力的。このゲーム、キャラクターからでもアクションからでも稲作からでも、どこからでも入り込める間口の広さが抜け目ないです。
 久々に青田買い(稲作だけに)のつもりで新作に手を出しましたが、想定以上の出来の良さに非常に満足。