白肌の雑記帳

雑に記録していきたい

さらばフルボッコヒーローズ、また会う日まで

 長らく遊び続けてきたフルボッコヒーローズ。ついにサービス終了の告知がされた。
 5月27日をもってサービス終了するらしい。
 つい2ヶ月前に5周年を祝ったのだが…実に残念なニュース。


shirohada.hatenablog.com


 いろいろあった。語り尽くせないくらいに多くのことがあった。
 確か俺は、割と初期の頃シガタケ氏の絵(マーリンだったか百地だったか)を見て、「あー、シガタケさんイラスト提供してるんだ」「やっぱこの人はいいイラスト描くね」となんとなく始めたんだが、まさか5年もの間遊び続けられるとは思わなかった。
 正確には2回ほど離れた時期があって、実際その時期は俺だけでなくサービス継続が厳しいくらいユーザー離れが起きていたようだが、各種コラボや良イベントの力で、幾度となく不死鳥のように甦ってきたゲームだった。
 しかし最近はゲームシステムの限界が見えてきていた。見えたというより、完全に限界だった。
 極端なインフレと、バインドやブレイクプロテクション、ショット変化スキル短縮などの面白みに欠ける調整、やたら時間のかかるクエスト、果てしない作業感…騙し騙し、ゲームの限界をごまかし続けてきたようだが、その無理はユーザーに十分伝わっていた。
 しかし、それでもギリギリのバランスが取れていたし、ガチャも悪くはなかった。新規イベントも出し続けてくれた。直近だとスキル中断が効果的なクエストが良い味を出していたと思う。旧キャラの復権に繋がった分、良イベントの類だった。
 しばしば、運営が叩かれることはあったが、これだけの限界を前にして、よく頑張ってくれたと思う。


 特筆すべきはこの2ヶ月の間の終末感。
 混沌クエをしっかり最後まで終わらせ、可能な限り伏線を回収し、そしてラストの混沌イベントをレイド方式にしたりと、綺麗にサービスを畳もうとするこの姿勢はまごうことなき良運営。
 最後の決戦感はしっかり出ていたし、ムードはとても良かった。
 調整等で至らぬところは確かに多々あったが、姿勢は最後まで素晴らしかったと思う。


 まずこの記事ではお疲れ様、ありがとう。という言葉を捧げたい。
 そして、確実に時間がかかると思うんで、多分しばらく後になると思うんですが、俺の所有キャラで特に思い出深いキャラクターを思い出とともに語り尽くす追悼記事を書こうと思っています。
 特に、後日画集が発売されるらしいので、その販促の一助となることを目指して書いていきたいですね。


 もうね、1万字や10万字程度じゃ語り足りないんだよね。ちなみにこの記事が1100文字程度なのだけど、5%も話せてる気がしないからね。20倍したら20万文字くらいかな←クソザコ計算ミス。20倍したら2万文字だ。あれ、思ったほど書くこと無いのか?なんにせよ次のフルボッコ記事を乞うご期待(俺が俺に期待)。


 本当に、好きなゲームでした。
 だめなところ、いっぱいあったけれど、イラストもシステムも寸劇も(初期〜中期の寸劇クソつまんなかったけどある時期以降かなり持ち直したと思う)、ここまで好きになれたソシャゲは他に無かったです。ケモノ要素も良かった。
 俺がケモナーを理解できたのは紛れもなくこのゲームのおかげ。そういう意味では一生忘れることは無いと思う。
 課金額はせいぜい2〜3万くらいだったと思うけど、かけた金額以上に楽しませてもらえたと思うよ。


 さて、フルボッコヒーローズはこれで店じまいが始まりますが、とても魅力的なコンテンツだったので、この世界観やキャラクター達を活かした派生作品、あるいは続編を期待したいですね。
 また会う日があれば、また会う日まで。