白肌の雑記帳

雑に記録していきたい

2020年4月

 在宅勤務満喫中です。
 ロードスターに乗れないのは辛いですが、流石に多少外出を我慢するくらいの分別はあります。が、それはもちろん強制されるものではありません。我慢するのも我慢できないのも、本来自由のはずです。
 行き過ぎた正義感が暴発しないよう、不出来な自分と不出来な他人を許せるような、心のゆとりが欲しいですね。
 国を憎んで民を憎まず。そんな精神で歩みを進めます。

アンチャーテッド エルドラドの秘宝 リマスター(PS4)

 アンチャーテッドコレクションより。現在期間限定無料ダウンロード可能ですが、俺はだいぶ前にDL版半額セールとかで買っていました。
 まー今遊ぶと正直古臭いねこのゲーム。ゲーム側が勝手に視点を切り替えてきやがるし、敵の死にモーションは安っぽく手応えも無く、カバーアクションはもたもた。突然挿入される即死QTEにもイライラ。発売された2007年当時ならもっと楽しめただろうなという感じです。
 そもそも2007年というのは今の時代から見ても異常なくらいにゲームの進化が著しかった時代です。PortalHALO3CoD4Mass Effectアサシンクリードマリオギャラクシーなど、00年代を代表するゲームがドカドカと発売されて業界が騒然としたのを今でも覚えてます。あの年はおかしかった。なので、当時遊べた人はラッキーなんだな。他ゲーと比べなくていいから。
 おまけにこの1年前に発売されたのがGears of War。カバーシューターの要素を多く備えるアンチャは嫌でも比べられてしまうというもので、当時でもややオーパーツ気味だったギアーズには到底肩を並べられるようなものではありません。
 当時からアンチャには「銃撃戦が多い」という批判が多かったようですが、これがギアーズくらいカバーシューターとして質が高ければ、そのような批判は無かっただろうなと思います。一言でいうと、中途半端なんだよな。当時ならともかく、今の基準でいうとあまり遊んで気持ちよくないカバーシューターです。
 崩れかけの崖や建物をフリーランニングで渡っていく要素はなかなか冒険心くすぐらせるものがあって楽しいんですが、悲しいかな、2007年は初代アサクリが発売された年でもあり、アサクリと比較するとやはりそちらもかなり微妙なところです。
 ストーリーも凄まじいテンポで進んでいきますが、キャラクターの感情が唐突で、全く感情移入できないまま進んでいきます。
 しかしながら、ある種強引とも取れる勢い余ったストーリー描写は逆に癖になるものでもあり、個人的にはかなり好きな部類です。「映画ゲーム」という表現は確かに正しいなと納得するものがあります。
 とにかくテンポの速さが凄まじく、プレイ時間が間延びしがちなゲームにあってはなかなかここまで潔い構成にはできないものだと思うので、むしろかなり感心しました。上映時間が決まってるからと割り切ってとにかく巻きで物語を畳み掛けてくる感じ、結構最近のゲームだと珍しい気がします。まあ最近のゲームではないですけど。
 総合的に見ると「結構好きだな」という感想ですが、アクションシューターに慣れ親しんでしまった今やる分にはキツいゲームだなあという印象もまた強くあります。

英雄伝説 零の軌跡 Evolution(VITA)

 VITA TVで遊んでます。現在45時間プレイ。まだ全然中盤に差し掛かったくらいな感触なんだけど、何時間かかるんだこれ。
 実は1年以上前からこまめに移動中などの空き時間で遊んでたんですが、最近ようやく本腰入れてプレイし始めました。
 正直特筆するような面白さは無いものの、空の軌跡のキャラクターが立ち位置を崩さずに関わってきてくれるのは単純に見ていて気持ちいいな。モブも含めてとてもこだわって会話を作り込んでるなと感心します。
 ただ、最近はこういう、ストーリー進めるためにキャラクターを追っかけて片っ端から会話しまくるタイプのRPGが苦手でね…昔は好きだったんだけどねー。エンドオブエタニティみたいな、戦闘に特化したRPGがここ10年くらいの好みって感じです。軌跡シリーズの戦闘も面白いんだけどね。
 そんなこんな言いつつもストーリーもサブクエもちゃんと楽しめてるので、まあ普通にクリアまで行けそうな感じです。ノエルが可愛い。

ルーンファクトリー(DS)

 初代ルーンファクトリー。やはりシリーズ物は初代をやってこそだなと思って手を付けました。うん、正解。いい意味でも悪い意味でも、初代をやるべきだと実感しました。
 まあなんとももどかしい、たどたどしいゲーム。シリーズを重ねて改良されていった数々の要素が原石のごとく陳列されており、そのどれもこれもが遊びにくいのなんの…
 特に本気で何度もイラついたのが、簡単に所持品を捨ててしまえること。何度も何度も、毒消し草を使おうとして間違えて捨ててしまい、ホントこのクソゲーどうしたもんかカード叩き割ってやろうかと大人気なくブチギレてしまったものです。
 とにかく操作していてあまり気持ちよくない。なんなら不快ですらある。直近で4スペシャルを遊んでいたので、その落差には戸惑うものがあります。
 しかし、原石です。全てはここから始まったのだと、それは十分に理解できました。全ての要素が遊びにくくも、秘めたポテンシャルをビシビシ感じさせてくれます。
 2006年当時、俺は発売前からこのゲームほしいなと目をつけていたのですが、まあとにかくバグが多いバグが多いと発売後話題になったところまで追っかけてしまったこともあり、結果的にはスルーしてしまった過去があります。
 今思えばその判断は正しかったかもしれません。最初に遊んだのは3DSの4だったわけですが、遊びやすさが段違いです。先に初代を遊んでいたら不快さばかりが目立って、その後のシリーズに興味すら持てなかったかもしれません。
 取り返しのつかないバグも結構あり、最後まで遊ぶかどうかは微妙ですが、遅くともこうして初代に触れることができたのは良かったなと心から思います。